ステラリスにUPがあり、だいぶ仕様が変更されていたので
結構戸惑うところも多いですね。
ステラリスは画質下げないとゲームスピードが落ちますが、
画質下げても結構きれいなので、鑑賞の楽しみもありますね
ところでこのブラックホール群は現実で存在できるのか・・・・?
ブラックホールの視界的表現では私はこういうのが好きです。
「ブラックホールは光すら逃げ出せない」っていうところから見た目は漆黒の球体(のように見える)という説もあるんですが
光が逃げ出せないのはシュバルツシルト面の内側であって、シュヴァルツシルト面ギリギリでは、強烈な速度を得てむしろ脱出できます。
シュバルツシルト面外縁は(光の速度=ブラックホールの引力)が成立する場なので、光はシュバルツハルト半径上をぐるぐる回る
つまりブラックホール(のシュヴァルツシルト半径上)は「光を纏う」という現象が起きるという仮説が立ちこういう表現になるのかなぁと
宇宙船に十分な強度があれば引力を利用して推進力に変換して強烈な速度を得るいうスウィングバイ航法はSF系作品ではおなじみですね。
スウィングバイ航法ってどういうものっていうと下記のGIFです
丸いのがブラックホールのように強力な引力を有する天体、矢印が宇宙船です
(Wikipediaより)
光や宇宙船だけでなく、実は「惑星クラスの巨大物でも実際に起こりうる」ことですね
高速に移動するものは「時間が引き伸ばされる(=ゆっくり流れる)」という
これは最近実証されてきていますが
ブラックホール観測の難しいところはどんな高性能カメラでも「リアルタイム」の映像が撮れないことです。
ブラックホールは光すら捻じ曲げてしまうので、つまり「時間の流れがそもそも捻じ曲げられている」からですね。
簡単に言えばシュヴァルツシルト内側は光が出てこれないから当然に観測不可能です
またギリギリのところでは、光はゆっくりと外に出てくる=時間が引き伸ばされているため、外から観測するとブラックホール付近は非常に時間がゆっくり流れているように「見える」ということですね。
この辺がブラックホール観測の一番の難点ですね。
見たものが信じられないというのがなかなか面白い世界です。
相対性理論は宇宙で使える一番ポピュラーな理論ですが
ブラックホールなどでは使えないというという点で物理は数学同様
完全な法則性学問のように見えて、なかなか生物学のような例外も存在するところは面白いところですね。