アリス商店

アリスの雑記帳

2018年度 富士総合火力演習

今年もこの季節になりましたね。

私は8年間でなんと7回携わっています、

ちなみに富士教導団員としての勤務としての参加は1回だけで

実はあとは全部研修です

 

2010年度 一般曹候補生学生として教育研修

2012年度 幹部初級課程学生として教育研修

2013年度 新隊員教育隊主任幹部として(新隊員の引率)

2014年度 新隊員教育隊主任幹部として(新隊員の引率)

2015年度 教育隊運用訓練幹部として(陸教学生の引率)

2016年度 警備幹部として勤務

2017年度 幹部上級課程学生として教育研修

 

既にプログラムがだいたいわかっている程度に参加してきたのですが

一般参加するには非常に総合火力演習は倍率が高いことで有名です。

巷では30倍、駐車場付きは200倍となっています。

平成29年度では、どうやら倍率は29倍だったようです

ほぼ一緒に1度当たるかどうかのレアチケットのようですが

意外と会場には、ビール片手に慣れた観戦をしている「常連」さんが結構います

 

ちなみにその人の正体はだいたい近場の居酒屋の店長とか常連さんです。

実は総合火力演習のチケットは「一般」「団家族」「学校」+「自衛官」の4種類あります。

 

防衛省の公式HPで応募して抽選により当たる一般チケットは上記の通りかなりの倍率です。しかしながら団家族チケットと学校チケットは、意外に配られており、入手が容易な上、実は学校予行・総合予行・本番の3日程から選べるという特典があります。

 

総合予行は大臣などのVIPが来ないだけで演習は本番と全く同じです。

さらに一般参加者がいないため、比較的空いていて、また研修の大半が自衛官(課程学生)なので軍事・自衛隊マニアの人にとっては最良の日として人気ですね。

 

団家族は文字通り、教導団員が家族を紹介する形で申請してもらうことができます。申請できるのは団員のみですので一般が手に入れることは出来ませんが、ただ自衛隊で言う家族というのは範囲が広く、親戚と言える間柄なら制限がなく、さらに同行する人物までは問われていません。例えば私の場合だと甥っ子+その同級生みたいな申請も可能ということですね。そのため知り合いに団員がいれば比較的入手しやすいチケットです。

 

次に学校チケットで、富士学校が配布しているチケットです(一般チケットと同じです)こちらは結構いたるところで入手できます。確実に一定枠を保有しているのが募集案内所です。広報官はこれを使って受験者を総合火力演習に連れて行ってあげてるのですね。また、冒頭の通り、これは結構いろんあnところに配っていて防衛産業から隊員が利用する居酒屋まで幅広く招待客として配っています。

 

なので、居酒屋の店長にお願いすると、チケットを分けてもらうことができるという意外な入手方法が存在します。(おそらく御殿場・須走周辺の人しか知りません)まぁこの手段で手に入れてる人は、当然地元の人で地理もいろいろ知ってますから、演習中も非常にリラックスして余裕な人が多いのですね。