理事会が揃いましたので、ようやく実質的な運営に入れます。
当初の活動はレイドの主催にはなるかと思います。もともと財団は主催の負担軽減のための相互支援体制の確立が一つの目標であり、今の主催（主催血盟）がすべて責任を負う開催方法は、結局のところ大手の慈善事業で行われていることと差異がありませんからね。
竜やヘリオスといった大型レイドは、現時点では既に主催も参加者も成熟しており、そこは心配がないと思うので、財団的にはアースワームや極イスタウオクタ、フィールドレイド等の不定期開催のレイドが主軸になるでしょう。エーレクエ等を含めたこれらについて最優先で全員がクリアしないとそもそも土台が作れませんからね。特に新規さんには、誰かが開催するまでずっと待ちぼうけ状態が続いている人も多いでしょうし。
私の目的を考えると、サーバーを一つの組織として考えねばなりません。組織が発展向上するには内部競争については活発にする必要があります。しかしながら、消耗のみの紛争については解決しなければならないという二面性があります。そのため財団は相互協力すると言っても馴れ合いをするわけにはいきません。各血盟はよき好敵手として存在しなければなりません。そのため内政不干渉の原則は適用されます。
そういう意味では本質的に血盟戦については中立姿勢を保ちます。しかしながら目的からすれば現在のＦＦ同盟とＡｎＨ同盟の血盟戦は重要案件であることは間違いありません。財団の理念自体を理解していただけたことは幸いですが、だからと言って、財団にとって都合のいい無条件和解をそう簡単に提案することはできません。血盟の誇りを掛けた神聖な血盟戦を第３者が簡単に水に流すことは出来ません。ただし、両者が和解を望むのでしたらそれは私の望むところでもありますから、終戦後に協力できる用意はいつでも整えておくべきと考えています。
いずれにせよ、現時点では財団は一つずつ、やるべきことを見つける段階であるため、鯖内のリサーチを進めていくのが当面の動きでしょう。
