というのが私の政治理論です。
それさえ達成していれば政策などただの手段であって重要ではないのです。
特定の政策、政党、政治家は応援も批判もできませんが
政治思想を持つのは自由なので、常々政治とはどうあるべきか考えたりします。
私が政治に初めて触れたのは12歳の時に市議会に呼ばれた時です。
当時の市長は学校教育に関心が高い人で、小学生から直接聞きたいという趣旨で市立12の小学校からそれぞれ2名の代表計24名を集めたという流れです。
選ばれた理由は分かりませんが、おそらく父がPTA会長、もう一人が区長の令嬢だったから、その辺りでしょう。
地元は田舎のため特に交通費が高く、バスは30分で680円もするので
都会に比べれば2~3倍の高額でしたが、市長から採算が取れなく
しかも市が補助金をだして運行してもらってるという説明を受けて
文句ばかりでは政治は何も変わらないんだ、という印象を受けました。
話は進んで学校給食の話になって、市長から「どうしたら牛乳を飲んでもらえるか?」と質問されました。地元は全国では珍しく小中完全給食制でしたので喫食率は市政問題です。
地元はちょっとした茶所なので、食事の飲み物は煎茶、または番茶(これは茶ではないけど)が主流で牛乳普及率(どうやってこの数値は出したんだ?)が全国でも低いのが問題でした。ちなみに私は給食が白米の日でも普通に牛乳が飲めるタイプです。
私は牛乳はどちらかというと好きな方だったので、どうして飲まないのかは分かりませんでしたが
「ミルメークが出る人はみんな牛乳を飲むよ」と発言して
「そうなのか?」と市長がみんなに問いかけたら
「うん、休んだ子の分もジャンケンで取り合いになる」と他の学校でも同様だったようで賛同者が多く
そのあと市長はそばの人(あとで給食センターの職員と知った。)にミルメークの値段を確認して1個9円、大量購入で7,2円ぐらいと説明を受けて
「そんなに安いのか、よし毎日ミルメークをつけよう」と宣言したものだから
そのあと市議会で揉めたと市議会議員の親戚から聞きました。
たぶん今なら軽率な発言として責任を追及されていたかもしれませんが
市議会では予算の問題しか取り上げられなかったようで
(実際に全校で毎日出せば数千万の予算が必要になるので田舎市では大予算)
ただ市長が「たった10円で子供たちが牛乳を飲んでくれるんだ、どうにかならないか」とお願いして、市議会側も「予算上週1なら、、、」で折れたということで今や地元の笑い話になっています。
たぶん今の国会と比べるとすごいギャップを感じますね。
そして当時の市議会の支持率はとても上がったそうです。
あと牛乳普及率は80%増になったようですね。
私は本来政治の本質はここにあったんじゃないかなぁと思っています。
全体図で見れば、全市民からすれば、1日2~3円、年間500円程度で学校給食の喫食率を劇的に向上させたわけですから。
そして私は「政治は大改革なんて必要がない、みんなが少しだけ頑張れば世の中はすごくよくなるはずだ」と、そして人間のために行った政策は必ず賛同を得られるはずだと。
リンドは統合時、最小の人数でしたが、絶望とは思いませんでした。
全員がほんの少しだけ鯖のために努力してくれればアンタやヴァラを圧倒できるほど活気ある鯖になるはずだと確信していました。
「週1でもいいのでクラハンだけでなく野良PTを手伝ってほしい」
私が各理事血盟に最初にお願いした内容です。
改めてですが、私の予想以上の速さで鯖が活性化していったのは
理事血盟の他賛同された各勢力のおかげです。
今やそれまで表に出なかった人物が少しずつ前に出てきてくれるようになり、とても頼もしく思います。
後任もよくいろいろやってくれてるようなのでリンドは安泰だなぁと
のんびり愛さんのあれPTに参加できるようになりましたし
非常にいい鯖になったなぁと思っております。
次はどんな政策を出すのか楽しみですね。