我が国最大の財閥と言えば三菱さんですね、よくお世話になっています
今は三菱UFJファイナンシャルグループという名前ですが
総資産300兆、そのうち旧三菱さんは200兆ぐらいだったかな?
鉛筆から戦車まで、というのが三菱さんのフレーズですが
知ってる人もいるかとは思いますが三菱さんが戦車を作っているのは
矜持によるものでお金儲けのためではないのですね。
特車事業部ってことで隠れてますが、おそらく相当な赤字です。
三菱さんは自社の矜持として「国防は三菱の使命」と言っています。
三菱さんは西南戦争で、明治政府軍の軍事費の30%を占めていました。当時の金額で1500万円、我が家が出した50万と比べれば破格の金額ですね。
以来、三菱さんはどのような経営時でも国防事業だけは手を抜いておりませんでした。
三菱では部長職になると社長より「野外令」を渡されるという噂を聞きます。
もちろん持っていたら大変なことになるため公認することはありえないでしょうけど
旧野外令であれば手に入れることは不可能ではなかったはずなので
あながち嘘ではないかもしれません。
さて話はそれましたが、財閥と聞くとGHQによって解体されたもの、
というのが、一般的な義務教育の内容でしょうか
ただ私は財閥そのものが悪とは思ってはいません。
独占禁止法を読んでみるとわかりますが、本質的に禁止されてるのは
「不正な取引」であって独占そのものではないのです。
つまり、正当な経済活動を阻害しないのであれば本質的には独占禁止法などはなくても問題がないことを意味します。
その点でいえば旧財閥は、富の独占をしつつも、自制していたために
その存在が許されていたのではないかと私は思っています。
国家が税金を取ることが許されるのは妥当な富の再分配と行政サービスを国民に提供することであり、企業にもそれと同じ社会契約論に基づく行為が要求され、そしてそれを達成すればその存在は認められるものであるのではと。
あそらくこの考えはノブレス=オブ=リュージェに相当するものなのでしょう。
結局それが出来ない企業は、それほど大きくならずに潰れていくでしょう。
アリス商店は実は、それを確かめるための実験場でもあります。
なので運営方針が現代では見られない財閥形式を採用しています。
なので血盟資金100Tという目標を掲げるも独占禁止法で禁止されているような経済不活性化を招くようなことをするつもりはありません。
我が商店はかならず自血盟の旗をつけて、そして周りの旗なしキャラに合わせて
非協定型カルテル、つまりアンタントはしません。
相場は需要と供給によって形成されるものであって企業が相場を決めるのはおかしいですからね。
そして最も大事なことは、お金は貯めるものではなく使うものであるという意識です
結局はお金が回らなければ経済は成長しませんからね
アリス商店の資金は貯めて増えていくのではなく
出したお金が膨れ上がって帰ってくることにより増えて行っています。
血盟の倉庫の金額だけ見ればどちらでも構いませんが、明らかに貯める方法よりも
後者の方が経済の発展のためには良いですからね。
単に貯めるだけならレイドなり独占して守銭奴のようなことをしても同じですが。
それはもはや財閥の風上にも置けないでしょうし、文字通り独占禁止法の精神からしてもやるべきではないのは確かですからね。